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髪の毛の仕組み

一般的に知られていないと思うのですが、髪の毛は皮膚の一部が変化したものです。皮脂腺や汗腺と一緒に胎児の発育と共に発生して、皮膚の発生に伴って生まれてきます。そして角化の形成が進行して1本の髪の毛となります。

髪の毛が生える仕組み

髪の毛が生えるメカニズムは、まず初めに毛包が形成される事によって始まります。毛包は胎児の時に皮膚が陥没して形成され、その下に毛母細胞があり、毛母細胞が栄養を受ける事によって細胞分裂を起こし髪の毛が生成されて成長していくのです。髪の毛の成長に必要な栄養素は18種類のアミノ酸から成るケラチンと言うタンパク質です。このケラチンは日々の食事やサプリメントなどで摂取する事が可能で、血液によって頭皮の毛細血管へ運ばれ、毛乳頭へ届きます。ですから、髪の毛の成長は血液の流れが悪いと著しく低下してしまうのです。つまり、血行不良は抜け毛・薄毛の原因という事です。

それから、髪の毛には毛周期(ヘアサイクル)があります。髪の毛は毛母細胞が刺激を受けて細胞分裂を起こし髪の毛が太く長く成長していきます。成長期間は男女で異なり、男性で3~5年、女性の場合は4~6年と言われています。毛周期は「成長期→退行期→休止期」の順になっていて、生えては抜けてを一生繰り返します。成長期は髪の毛がどんどん成長している時期で、退行期は成長が止まっている状態です。そして休止期に入ると、自然と抜け落ちてしまいます。この休止期に入る頃には古い毛の下で新しい毛が発生しています。

頭皮や毛穴の状態が健康であれば、古い髪の毛が抜け落ちた後は、すぐに新しい髪の毛が生えてくるのですが、ホルモンバランスが乱れていたり、ストレスが原因で毛周期が乱れている可能性がある場合は、生え変わりの作業がスムーズに進めない事があります。このような状態になってしまうと抜け毛が増え、薄毛になってしまうのです。髪の毛には1本1本のヘアサイクルがあり、それぞれが独自に生え変わっていきます。

それから言うまでもないのですが、髪の毛は加齢と共に変化していき、徐々に毛が細くなっていきます。生まれたての赤ちゃんや10歳以下の場合は細くて柔らかい髪の毛ですが、10歳を越えたあたりからしっかりとした太い髪の毛に変化します。成人の毛表皮は乳児や幼児のものと比較してみると、厚みが約倍ほどあります。つまり、乳児や幼児の毛表皮は薄く、髪の毛が成人男性よりも細いという事です。

一般的に私たちの髪の毛は毎日60~100本程脱毛を繰り返し行っています。髪の毛は1つの毛穴から3~5本程髪の毛が生えています。そのうちの主毛以外の毛は3~6年前後の周期で脱毛と発毛を繰り返し行っています。ですから、髪の毛が自然と抜け落ちる現象は普通の事なのです。1日に100本程抜ける事は一般的な事なので心配は不要ですが、毎日100本以上の髪の毛が抜け落ちると言う方は、一刻も早く薄毛専門のクリニックで相談するようにしましょう。