女性の薄毛に関する原因や知識

薄毛の女性がシャンプーを選ぶ際の注意点

シャンプーは毎日する事で毎日何気なくしている人が殆どだと思いますが、実はシャンプーにも落とし穴があるのです。特に抜け毛や薄毛に悩んでいる方はシャンプー自体に注意するようにしてみてください。シャンプーは色々な成分が組み合わされてできています。シャンプーの裏面には含まれている成分の記載があると思いますが、そこに書かれているのはまずは水だと思います。水自体には害はないのですが、問題は以下に上げる成分です。因みに裏面に記載の成分表示は配合量の多い順に記載されています。

シャンプー購入時に注意したい成分

薄毛の方なら、シャンプーを購入する際に育毛効果のあるアミノ酸系のシャンプーを選ぶ方が多いと思いますが、一般的なシャンプーを選ぶ方も少なくはありません。しかし、シャンプーに含まれている成分が実は抜け毛や薄毛の原因という可能性も少なくはないのです。そこで、以下のような成分が含まれているシャンプーは極力使用しないようにしましょう。

シャンプーに含まれている合成界面活性剤

  • スルホコハク酸ラウレス2Na
  • ラウレス硫酸Na(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩)
  • ラウレス硫酸アンモニウム
  • ラウレス硫酸TEA
  • ラウリル硫酸Na(ドデシル硫酸ナトリウム)
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩
  • パレスー3硫酸アンモニウム
  • ジステアリン酸グリコール
  • 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na
  • テトラデセンスルホン酸Na
  • オレフィンスルホン酸Na

以上がシャンプーに含まれている合成界面活性剤です。この成分が記載されているシャンプーを使用している方は、今すぐ使用をやめて上記が含まれていない他のシャンプーを使用するようにしてください。名前を覚えるのが面倒な方は「〜硫酸」「〜スルホン酸」と言う単語だけを意識して見るようにしてください。

ここで勘違いしないで欲しいのは「合成界面活性剤」全てが悪いと言う事では無いという事です。例えば天然成分を原材料に使用していたとしても、製造工程で科学合成しているとこのように合成界面活性剤と呼ばれるのです。しかし、上記に挙げました成分に関しましては、洗浄力が強すぎて、頭皮の必要な油分を取りすぎてしまうので髪の毛にとってよくありません。また、髪の毛の主成分であるたんぱく質にも影響を与えてしまう事もあるので注意が必要です。

そして、頭皮に対しても刺激が強すぎるので、頭皮環境も乱れてしまい薄毛の方はさらに抜け毛が増えて薄毛が促進されるでしょう。こうならない為にも上記の成分を含んでいないシャンプーを使用するようにしてください。また、化粧品などにも含まれている成分でPPG-7(ポリプロピレングリコール)と言う成分が含まれている商品もあるのですが、できればこの成分も避けるようにしてください。このPPG-7は弱い皮膚毒性が確認されているので使用しない方がよいでしょう。

一般的なシャンプーには以上のような合成界面活性剤が必ず配合されています。しかも何種類もの合成界面活性剤が含まれているので注意が必要です。合成界面活性剤とは水と油を混ぜる為に使用する洗浄成分や保湿剤の事を言います。

こんな方は使用しているシャンプーの成分を確認してください

私たちは毎日シャンプーを使用して洗髪します。何気なくしているシャンプーですが、シャンプー後に以下のように感じた事はないでしょうか?

  • シャンプー後に頭皮に異常な痒み
  • トリートメントやコンディショナーを使用しないとゴワつく
  • 頭皮が乾燥して突っ張る
  • 髪の毛の手触りが悪い

もし上記に思い当たる節があるのなら、今使用しているシャンプーはお肌に合っていないどころか上記で説明したような成分が含まれている可能性があります。シャンプーには先述した合成界面活性剤の他に、人工香料、防腐剤、乳化剤等々の科学合成物質がたくさん含まれています。その中のどれかの成分と、あなたの頭皮が喧嘩(反応)をして、抜け毛が増えて薄毛になっている可能性があります。

敏感肌の方やアトピーの方ならよく分かると思うのですが、人によっては科学成分に反応してしまう事があります。ですから、抜け毛が酷い方や薄毛の方は今使用しているシャンプーに含まれている成分のどれかに反応している可能性が十分に考えられると言う事なのです。特に上記で挙げた成分が含まれているシャンプーを使用している場合は今すぐ使用をやめるようにしましょう。

でも、なぜこのような頭皮に悪い成分を含んだ商品を販売しているのでしょうか?答えは簡単です!「安く作れるから」です。ただそれだけの理由です。石油製品を作った残りカスの「ナフサ」と言う物質が原料で、高いお金をかけて処分していたのですが、上記のような成分が開発されて製品として販売されるようになりました。本来捨てられるような成分を使用してシャンプーを作る事によって安く生産でき、さらに処分費も浮きますので利用しない手はないですよね。もちろん動物実験などで安全性は認められていますが、長期間使用した人体実験のデータは残念ながらありません。つまり、人間で長期間使用して実験すると抜け毛の原因がこのようなシャンプーであると言う事がわかるかも知れないと言う事です。もし、上記成分を含んだシャンプーを使用していて、抜け毛や薄毛に悩んでいるのなら今すぐに使用をやめるようにしてください。

髪の毛の基本構造と主成分

基本髪の毛は3層構造になっていて「メデュラ・コルテックス・キューティクル」で構成されています。また髪の毛の主成分はケラチンと言うたんぱく質でけいせいされていますす。

髪の毛の基本構造

髪の毛は3つの層に分かれていて、中心部分からメデュラ(毛髄質)、コルテックス(毛皮質)、キューティクル(毛皮質)と言うような形で3層構造になっています。

メデュラ(毛髄質)

メデュラは少量のメラニン色素を含み立方体の細胞が蜂の巣のように並んでいて、内部には空気を通す為の穴が空いています。その穴は空気を溜める為のもので、その理由は高温・低温から頭皮や脳を守る為です。成分としてはたんぱく質と脂質でできています。メデュラは髪の毛のコシ・太さに大きく関わっていて、メデュラが太いと髪の毛は太くて硬い髪質になります。生まれたての赤ちゃんの髪の毛や、産毛は細くて柔らかいので、メデュラが無い状態と言われています。

コルテックス(毛皮質)

コルテックスは髪の毛の大部分を占めている毛皮質の事です。メラニン色素を含む細い繊維状のタンパク質が束状に集まって構成されています。このメラニン色素によって髪の毛の色が変化します。人種によって髪の毛の色が異なるのは、コルテックス内部のメラニン色素の量が異なるからです。それからコルテックスは、紫外線から頭皮を守る働きもあります。

キューティクル(毛表皮)

キューティクルと言う言葉はさすがにご存知かと思いますが、どのような働きをしているかまで知っている方は少ないと思います。キューティクルとは髪の毛の表面部分に、透明な細胞がうろこ状に重なって成っている毛表皮の事です。キューティクルは硬く、外部からの雑菌等から髪の毛を守ってくれたり、髪の毛内部の栄養分を外に逃がさないように保護してくれてるバリアー的存在なのです。キューティクルが破壊されると、水分が保持できなくなり、手触りや見た目に大きく影響し、パサパサな髪の毛になってしまいます。

異常が髪の毛の構造です。髪の毛は皮膚の様に自然治癒力が無いので、一度傷んでしまうと生え変わるまで傷ついた状態のままです。ですから、しっかりとケアしてあげて髪の毛を守ってあげましょう。

髪の毛の主成分

髪の毛の主な成分はたんぱく質です。そもそも私達人間は主に水とたんぱく質で構成されています。その中でも髪の毛構成しているタンパク質は「ケラチン」と言うたんぱく質です。ケラチンは18種類のアミノ酸が結合してできるたんぱく質で、どれか1つでもかけてしまうと上手い事結合できなくなってしまいます。だから、バランスのとれた食生活や、生活習慣が必要と言われているのです。また、育毛ケアにアミノ酸系のシャンプーが良いと言われているのも、このケラチンがアミノ酸から成るたんぱく質だからなのです。そして、ケラチンは髪の毛以外にも、皮膚、爪等の角質層の形成にも必要な成分と言われています。あまり知られていませんが、そもそも髪の毛は皮膚が大きく変化したもので、皮膚の延長線上にあるのが髪の毛なのです。そして、ケラチンの特徴は弾力性に優れていて、水分を多く含んだ細長い繊維状の形をしていて、アミノ酸の配合により2種類に分かれます。1つは「硬ケラチン」で髪の毛や爪を構成するケラチンで、もう1つは角質層を構成するケラチンです。

髪の毛を構成する18種類のアミノ酸


アミノ酸 含有率(%) アミノ酸 含有率(%)
グルタミン酸 15.00 プロリン 6.75
シスチン 13.72~16.00 グリシン 6.50
ロイシン 11.30 チロシン 5.80
アルギニン酸 10.40 バリン 4.72
セリン 9.41 アラニン 4.40
アスパラギン酸 7.27 フェニルアラニン 3.70
スレオニン 6.76 リジン 3.30
メチオニン 0.71 トリプトファン 0.70
ヒスチジン 0.70> ヒドロキシプリン 0.21


ケラチンの成分には少し特徴があって、繊維などのたんぱく質にはほとんど含まれていない「シスチン」と言うアミノ酸を16%も含んでいるという事です。シスチンをどのようにして摂取するのかについて、以下で説明させて頂きます。

シスチンについて

シスチンとは含硫アミノ酸(硫黄を含んだアミノ酸)で、ケラチンを構成するのに必要なアミノ酸です。このシスチンはメチオニンから合成されるのですが、メチオニンは人間の体内で合成される事のないアミノ酸なのです。人間が生命を維持するのに必要になってくるぐらい重要なアミノ酸がメチオニンなのですが、体内で合成される事が無いので、外部から摂取するしか方法が無いのです。つまり、毎日の食事やサプリメントなどで摂取する必要があるという事です。メチオニンが含まれている食材は「肉・大豆・牛乳・レバー・魚・玉子・小麦粉(全粒粉)」です。これらの食材を毎日バランスよく摂取する事で、メチオニンが合成され、シスチンを合成します。

しかし、このシスチンはアセトアルデヒドの分解や、網膜の疲労によって消費されるので注意が必要です。アセトアルデヒドとは、飲酒する事によって発生する有害な成分です。せっかく体内に蓄えたシスチンも飲酒する事で、徐々に消費してしまうのです。少量の飲酒なら問題はないのですが、大量にお酒を飲むとアセトアルデヒドが大量に発生するので、シスチンも大量に消費してしまう事になるのです。

それから、網膜の疲労にもシスチンは消費されます。網膜の疲労とはTVゲームのやりすぎ、パソコンのやりすぎ、スマホの触りすぎ等で、目が急激に疲れてしまう事です。網膜が疲れてくるとシスチンが消費されます。すると、髪の毛の生成・成長に必要なシスチンが無くなってしまい、髪の毛が生成されなくなってしまうのです。髪の毛に送られる栄養素は順番的に言いますと、残念ながら一番最後になります。つまり、飲酒や網膜の疲労などで、シスチンを大量に失ってしまうと、髪の毛に必要なシスチンが無くなってしまうという事になるのです。すると、抜け毛が増え、新しい毛が生成されなくなるので、薄毛になってしまうのです。

このように、バランスのとれた食生活で、メチオニンを摂取していたとしても、過度な飲酒や、ゲーム・パソコン・スマホ等で網膜が疲れてしまうと、シスチンが全て消費されてしまうので、全く意味がありません。ですから、飲酒も控えるようにして、網膜の疲労も考えて、バランスの良い生活習慣を身に付けるようにしましょう。また、お仕事等で食生活の改善が難しいと言う方はサプリメントなどを利用して、髪の毛に必要な栄養素をしっかり摂るようにしましょう。

女性の薄毛の症状

薄毛と言えば男と言う時代は今や過去のもので、女であっても薄毛に悩まされる時代となりました。最近では特に年齢に関係なく女性型脱毛症で悩んでいる方が増えています。團背もそうですが、特に女性にとって髪の毛はとても大切で、薄毛になる事はとても深刻な問題と言えるでしょう。女性が悩む薄毛の症状はいくつかあるので以下にまとめてみます。自分がどの症状に当てはまるかチェックしてみてください。

女性の薄毛の症状

瀰漫性脱毛症

女性の脱毛症の中で最も多いとされているのが瀰漫性(びまん)脱毛症です。瀰漫性脱毛症とは髪全体が薄くなり、分け目・頭頂部の皮膚が透けて見える脱毛症の事です。この脱毛症は女性に一番多くみられる脱毛症で、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、無理なダイエットによる栄養不足、間違ったヘアケアなどが主な原因となります。もし瀰漫性脱毛症である場合は自分の力だけで改善する事は非常に難しいので専門のクリニックに相談するようにしましょう。

分娩後脱毛症

分娩後脱毛症とは毛周期である「成長期→退行期→休止期」のヘアサイクルが、妊娠や出産の影響で女性ホルモンのバランスが崩れる事によって起こる脱毛症の事です。分娩後に女性ホルモンの分泌が著しく低下(正常値に戻る為)する為、ホルモンバランスが乱れてしまい、髪の毛が一気に休止期に入る事から、抜け毛が増えてしまいます。一般的に半年から1年で自然回復しますのでそこまで気にする事もないでしょう。ただし、高齢出産等で体力の回復が遅い場合は自然回復が難しい場合もあるようです。ですから、高齢出産の方で、気になる方は一人で悩まずに専門のクリニックなに相談するようにしましょう。

粃糠性脱毛症

粃糠(ひこう)性脱毛症とは、フケやほこりなどが毛穴を塞ぐ事で炎症を起こし、髪の毛の成長を妨げる事で起こる脱毛症の事です。頭皮の皮脂が過剰分泌する原因は偏った食生活などが原因で起こります。また、皮脂が気になって1日に何度もシャンプーをしたりすると、かえって頭皮を痛めてしまう事になりますので注意が必要です。それから、シャンプーのし過ぎは必要な皮脂までも洗い流してしまう事になるので、雑菌や紫外線から頭皮を守る事ができなくなってしまいます。ですから、シャンプーは1日1回で夜の入浴時に正しいシャンプー方法でしっかり洗うようにしてください。それから、外出前の朝シャン等は絶対にしないようにしてください。必要な皮脂を洗い流した状態で雑菌だらけの外に出るのは大変危険です。また、フケの発生が異常な得は「脂漏性皮膚炎」などの可能性もあるので、専門のクリニックに相談するようにしましょう。

牽引性脱毛症

女性は髪の毛をくくる事が多いと思います。例えばポニーテールなどですが、長期間髪の毛を強く引っ張った髪型を続ける事によって、その部分だけ抜け毛が目立つようになる場合があります。これを牽引性脱毛症と言います。しかし、牽引性脱毛症の場合はそこまで深刻では無くて、髪の毛おくくらなければ良いだけなのです。ただし、髪型を変更しても抜け毛が目立つ場合は、他の原因が考えられますので、専門のクリニックに相談するようにしましょう。

上記が女性に見られる脱毛症の症状です。どれかに当てはまる場合も当てはまらない場合も、女性の薄毛は深刻です。男性であれば髪の毛を剃る(スキンヘッド)などの方法がありますが、女性の場合そうはいきません。ですから、状況が深刻になる前に一刻も早くクリニックに相談するようにしましょう。

若い女性に急増中!女性型脱毛症とは

薄毛と言えば男性と言うイメージがありますが、最近では多くの女性が薄毛に悩んでいます。男性の薄毛と女性の薄毛は同じようですが実は違います。つまり、男性と女性の薄毛の原因も違えば、治療法も異なってくると言う事です。男性に効果がある治療法だから女性にも効果があると勘違いしてしまう事が、一番危険なので注意が必要です。

女性の薄毛と男性の薄毛の違い

男性の薄毛で有名なのが「男性型脱毛症」です。女性の場合は男性と区別する為に「女性型脱毛症」と言われています。これは名前だけが違うのではなく、症状自体も全く異なってくるので説明させて頂きます。男性型脱毛症の場合は、額部分から頭頂部に向けて薄毛になるM字型や、頭頂部が極端に薄くなる症状が特徴で、薄毛が深刻になるとその局部が大きく露出してしまいます。

女性型脱毛症の場合は、男性型脱毛症とは違い全体的に抜け毛が増え、全体的に薄くなってしまいます。それに髪の毛のハリやコシが無くなり髪の毛が痩せ細ってしまいます。髪の毛の密度が全体的に低下するので、分け目部分の髪の毛の薄さが目立ってしまいます。これが、主に女性の方が悩んでいる女性型脱毛症の症状です。しかし、稀に女性の方でも男性型脱毛症と同じような頭頂部が極端に薄くなってしまう症状が現れる場合もあります。

女性型脱毛症の考えられる原因

女性型脱毛症の主な原因は以下のような事が挙げれます。

女性ホルモンバランスの乱れ(低下)

女性の場合髪の毛の成長に「エストロゲン」と言う女性ホルモンが必要不可欠になります。このエストロゲンがホルモンバランスの乱れによって低下したり、加齢によって分泌量が減ると髪の毛が成長しなくなり抜け毛が増えます。30代に入ると、女性ホルモンの分泌量が低下し、40代に入るとさらに減少していきます。

加齢

私達人間は加齢に逆らう事ができません。老化現象は誰にも訪れる事なので仕方がないのです。加齢とともに髪の毛自体の構造が変化し、繊維化してしまいます。またホルモンの分泌量も低下して髪の毛の成長は著しく低下してしまいます。それから更年期には男性ホルモンの分泌量が増える事も分かっています。

遺伝

遺伝による抜け毛は明らかではないのですが、男性の場合は薄毛体質が遺伝される事が分かっています。すなわち女性にも少なからず遺伝による影響があると考えても良いでしょう。ただし薄毛が遺伝するのではなく、薄毛になりやすい体質が遺伝されるので、日々の生活習慣をしっかりと整えていれば、必ず薄毛になるという事はないでしょう。

女性型脱毛症と見極める必要がある脱毛症

ホルモンバランスの乱れ

女性も男性もホルモンバランスが乱れると脱毛を引き起こしてしまいます。特に女性の場合は妊娠・出産などで大きくホルモンバランスを崩してしまい、一時的に脱毛を経験する事になります。この場合は、一定期間が経過すると元に戻るので安心ですが、妊娠・出産以外でホルモンバランスを乱してしまうと大変です。

甲状腺ホルモンの機能低下

女性の場合40代に突入すると甲状腺ホルモンの機能低下が目立ってきます。健康診断や血液検査などで異常が見られない場合でもホルモンの分泌量は低下している事が多く、平均的な数値より下回っている事が一般的です。甲状腺ホルモンの低下はさまざまな症状の原因になりますが、その中の1つが脱毛症と言えます。

ストレス

ストレスはさまざまな症状を引き起こしてしまいます。ストレスが溜まると自律神経のバランスが乱れ、交感神経が働き血管を収縮させてしまったり、活性酸素が発生したりします。こうなると、血行不良などの影響で毛周期(ヘアサイクル)が乱れて抜け毛が促進されてしまいます。また、抜け毛が増える事でさらにストレスが溜まり抜け毛が増えると言う悪循環に陥る事もあるので、ストレスには十分注意が必要になってきます。ストレスを感じ始めたら、ストレスを発散する事を意識するように心がけましょう。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れと言えば、バランスの偏って食生活、睡眠不足、などが代表的です。食生活の乱れは、栄養が偏ってしまい血行不良の原因になります。また。髪の毛の生成に必要な亜鉛、アミノ酸、タンパク質などが不足すると、髪の毛に十分な栄養が届かなくなるので髪の毛の生成ができなくなります。つまり、髪の毛は抜け落ちてしまい、新たな髪の毛の生成が行われなくなってしまうと言う事です。

また睡眠不足も髪の毛にとって良くありません。髪の毛は睡眠時に成長しているので、睡眠時間が不足すると、髪の毛は成長する事ができません。それに睡眠不足はストレスの原因にもなりますので、睡眠時間はたっぷり取るようにしましょう。その他の生活習慣でいうと「運動不足・喫煙・飲酒」などが挙げられます。運動不足は、軽く運動すれば改善されるのですが、問題は喫煙・飲酒です。飲酒に関しましては、適量で済ませれば、問題ないのですが、過剰に摂取してしまうと肝臓を傷めてしまうので注意が必要です。

喫煙に関しては、今すぐにでもやめた方が良いと言っても過言ではありません。タバコは「百害あって一利なし」と言われているぐらい、何1つとして得がありません。バランスのとれた食事や、サプリメントなどでビタミンなどを摂取したとしても、タバコを1本吸うだけで、それらのビタミンはほぼ全て破壊されてしまうのです。つまり、どれだけ栄養素をたっぷり摂取していても、タバコ1本で全てが水の泡だという事です。

頭皮ケアの怠り

髪の毛の成長には頭皮環境が重要になってきます。別記事で紹介した頭皮マッサージなどを参考に頭皮環境を整えるようにしましょう。ただし、頭皮マッサージをだけをしていれば頭皮環境が整うと言う事ではありません。日々の食生活、睡眠時間、ストレス等が頭皮環境を整える重要なカギを握っています。そこに付け加えてマッサージをする事で、より頭皮環境が整う事になるのです。

頭皮環境の乱れはホルモンバランスが乱れている証拠です。髪の毛の為にも、日々の生活習慣などに注意して頭皮環境をしっかり整えてあげるようにしてください。また、女性の場合はパーマやカラーをしていると思うのですが、これらも強力な薬品を使用しているので、頭皮に大きなダメージを与えてしまっています。また正しいシャンプー方法も参考にして、頭皮ケアをしっかりするようにしましょう。

出産後の抜け毛を改善する為に原因を知る

女性は妊娠・出産をすると体質の変化であったり、ホルモンバランスが乱れたりする事が良くあります。これは、出産をする前の妊娠時に身体の変化に気づく方が多いと思うのですが、出産を終えてからも体調が戻らず、その影響が心身にまで及ぼす事もあり、さまざまな病気を引き起こす事もあります。その中の1つが抜け毛なのです。

妊娠や出産でホルモンバランスが乱れる

女性に限らず男性にも同じ事が言えるのですが抜け毛や薄毛の主な原因は「ホルモンバランスの乱れ」です。妊娠・出産をするとホルモンバランスが乱れるので、出産後に抜け毛を経験する方も少なくはありません。この症状は、出産後約3ヶ月ほど経過した頃に起こるのが一般的です。

エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)

エストロゲンとプロゲステロンは女性ホルモンでこの2種類に大きく分ける事ができます。妊娠していない状態の時は両者が交互に優位な働きをするようになっているのですが、妊娠するとエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が急激に増加し始めます。妊婦の母胎は安全な出産ができるようにエストロゲンとプロゲステロンの量が十分に維持されるようになっています。しかし、出産が終わると急激に増加していたエストロゲンとプロゲステロンが不要になる為、妊娠前の正常値に戻ろうとします。この時に急激に減少する傾向にあるので、正常値を下回ってしまう事があるのです。このようにホルモンバランスが乱れるので体に大きな負担がかかってしまい、さまざまな病気を引き起こしたり、体調不良になったりする事があるのです。そして、エストロゲンは女性の髪の毛の成長に最も必要な女性ホルモンになるので、急激に減少すると言う事は、髪の毛の成長を止めてしまう事になるのです。すると髪の毛が大量に抜け落ちてしまう事になるのです。それから、プロゲステロンは育毛を維持する働きがある為、こちらも減少する事で髪の毛を保持する事ができなくなり、髪の毛が抜けやすくなってしまうのです。このようにホルモンバランスが乱れると髪の毛はどんどん抜け落ちてしまいます。女性は妊娠する事で誰もがホルモンバランスを崩す事になるのですが、妊娠していない場合でも生活習慣や、日々の食生活、ストレス等でホルモンバランスを乱す事が良くあります。今回は妊娠・出産時の事について説明していますが、妊娠時でなくても、出産後でなくても、ホルモンバランスが乱れると抜け毛は増えてしまう事になるので、十分注意するようにしてください。

出産後の生活習慣の変化

出産後はどうしても赤ちゃん中心の生活になってしまいます。出産前のように外出したり、ゆっくり睡眠をとる事が難しくなる日々が続きます。特に夜泣きが酷い場合は授乳もしてあげないといけないし、寝かしつけるのにも体力を使い、睡眠不足になりがちです。このような生活に慣れない間はどうしてもストレスが溜まり自律神経を刺激して、交感神経が血管を収縮させてしまいます。すると血行不良になり、ホルモンの分泌が正常に行われなくなり抜け毛を促進させてしまいます。ですから、ご主人の協力を得ながらたまには子供の面倒を見てもらうなりして、ストレスを発散する事を心がけて下さい。

それから、生活習慣で言いますと、出産後は元の体重・体型に戻そうとみなさんダイエットを頑張ります。出産後のダイエットは体に悪影響しかないので極力しないようにしましょう。特に食事制限などのダイエットは絶対にしないでください。母親が食事制限をして栄養を摂取していないと、赤ちゃんにも影響が出てきます。授乳しても栄養素が不足していたら赤ちゃんに悪影響です。ですから、出産後はダイエットの事は考えないようにして、しっかりとバランスのとれた食事でたくさんの栄養を摂取するようにしてください。栄養不足は抜け毛を促進させるので注意が必要です。

以上が出産後の主な抜け毛の原因です。それでは、以下で抜け毛の改善方法を解説致しますので是非参考にしてみてください。

出産後の薄毛の改善方法

上記で説明したように女性は妊娠・出産を経験すると維持的に抜け毛が増える事があります。しかし、これらはホルモンバランスの乱れによる一時的な現象なので、ある一定期間が経過すると、ホルモンバランスが元に戻り抜け毛も徐々に減ってくるでしょう。ですが、抜け毛の多さにショックを受けて気に病んでしまうと「ストレス」が溜まり、抜け毛を促進させてしまう可能性もあります。ですから、出産後の抜け毛は誰にも起こる現象として認識する事が重要で、あまり気にしない事が重要なポイントとなってきます。

生活習慣の改善(見直し)

女性は出産後赤ちゃん中心の生活になります。ごくごく当たり前の事なのですが、赤ちゃんは夜泣きもしますし、夜中に授乳もしてあげないといけません。ですから、睡眠不足になる方がほとんどだと思います。これは仕方がない事なのですが、なるべくなら、赤ちゃんがお昼寝をしている間は自分も仮眠を取るようにして、睡眠不足を少しでも解消するようにしましょう。それから、赤ちゃんの世話が大変なので、食事も偏った食生活を送りがちになってしまう事も良くあります。しかし、睡眠不足と偏った食生活でホルモンバランスが整うどころか、悪化するだけなので、せめて食事だけでもバランスのとれた栄養満点の食事を摂取するようにしてください。つまり、規則正しい生活リズムを整えて、バランスのとれた食生活、睡眠をとる事で自律神経のバランスが取れてホルモンバランスが徐々に整っていく事になるという事です。このように赤ちゃんも大切ですが、自分の体の事も大切にする事を忘れないでください。

大豆製品を意識して摂取する

大豆には「イソフラボン」が含まれている事は有名ですね。大豆に含まれるイソフラボンには、髪の毛にとって重要な女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きがあります。つまり、イソフラボンは乱れたホルモンバランスを整える作用があるという事です。ですから、偏りがちな食生活を送っている方は特に意識して「大豆製品」を摂取するようにしましょう。産後はどうしても赤ちゃん中心の生活になってしまい、偏った食生活になりがちです。これは仕方がない事ですが大豆製品を摂取する事で、ホルモンバランスを整える効果に期待ができるので積極的に摂取するようにしましょう。大豆製品と言えば豆腐・納豆などが思い浮かぶと思いますが、大豆製品でしたら加工食品でも十分にイソフラボンを摂取する事が可能なので自分が食べやすい製品で大丈夫です。

出産後の抜け毛は一時的なもので誰もが経験する事です。ただ、それを気に病みすぎてストレスになり、抜け毛を加速させてしまう場合もあるので注意が必要です。ですから、当たり前の事だと思い、あまり考えないようにしましょう。あまりにも抜け毛が酷く、止まらない場合は一人で悩まず専門の医師に相談するようにしましょう。上記で説明したような睡眠や、食生活の改善だけではどうする事もできない事もあります。

20代・30代女性の若年性脱毛症

最近では若い女性の抜け毛や薄毛が急増しています。抜け毛や薄毛は更年期以降の症状なので安心している方もたくさん居ると思うのですが、いつ薄毛になるかわかりませんよ。特に20代・30代の女性に増えているのが若年性脱毛症と言って老化現象とは違った抜け毛や薄毛なのです。

若年性脱毛症について

若年性脱毛症と言う言葉をご存知でしょうか?あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、最近女性の間でこの若年性脱毛症の方が急増しています。原因は以下にまとめますが、「私は関係ない」と思っている方も、いつ抜け毛や薄毛に悩まされるかわかりませんのでしっかり勉強しておいてください。抜け毛は一般的に老化に伴い、頭皮や毛母細胞が弱り起こりますが、若年性脱毛症の場合は老化に関係のない20代や30代の若い女性に起こります。この若年性脱毛症の主な原因は「毛周期(ヘアサイクル)の乱れ」と言われていて、十分に成長していない毛が抜け落ちてしまったり、本来太く長く育つはずの毛が痩せ細ってしまったり、1つの毛穴から生えてくる毛の本数が減ったりします。こうなる事によって全体的なボリュームダウンになり、薄毛へと変化していくのです。

若年性脱毛症の考えられる理由

食生活の乱れ

食生活の乱れはホルモンバランスの崩れに繋がります。日々の何気なく摂っている食事も栄養バランスが重要で、栄養が偏った食生活や、外食(ファーストフード、コンビニ、スナック菓子含む)などを中心にしていると、血行不良になってしまいます。まず、外食などを中心に摂取していると、どうしても脂質や糖分を多目に摂りいれてしまう事になるので、頭皮の皮脂が過剰に分泌してしまうようになります。すると毛穴は詰り髪の毛が痩せ細ってしまう原因にもなります。また、皮脂の過剰分泌によって頭皮環境が悪化されるので頭皮の血行不良なども引き起こしてしまいます。それから、脂質の多い食事は消化器系の内臓にも負担をかけてしまう事になります。その他、栄養不足になると髪の毛に必要な栄養素が、毛乳頭に十分届かなくなるので、結果的に抜け毛を促進させてしまう事になってしまうのです。

過剰なダイエット

女性なら誰もが綺麗でいたいと願う一心から、無理なダイエットをしがちです。過剰なダイエットはホルモンバランスを乱してしまいます。女性特有の美しく健康な髪の毛を維持する為には女性ホルモンのバランスが整っているという事が必須条件になってきます。女性の場合、髪の毛の成長に必要なエストロゲンと言う女性ホルモンが重要になってきます。ホルモンバランスが乱れて、このエストロゲンが不足すると髪の毛の成長が著しく低下する為、抜け毛を促進させてしまう事になるのです。

それから、髪の毛には十分な栄養素が必要になってくるので、ダイエットなどで栄養素が不足してしまうと、髪の毛は健康に育ちません。ダイエットをする事は悪い事ではないのですが、最近の若い女性は過剰なダイエットをし過ぎる為、抜け毛や薄毛に悩まされる事になってしまうのです。ダイエットをするにしても、最低限の栄養は必要になってくるので、極端に食事の量を減らす事は好ましくありません。食事の量を極端に減らす事で、栄養不足になり、ホルモンバランスが乱れ、ストレスが溜まり、自律神経の交感神経が働いて血行不良などを招いてしまいます。

ストレスは髪の毛にとって大敵で、ストレスを感じ始めると、交感神経が働いて血管を収縮させてしまうのです。血管が収縮されると血液の流れが悪くなり、頭皮と髪の毛に十分な栄養が運ばれなくなってしまいます。栄養が届かなくなると、頭皮環境が乱れ、毛周期も乱れ、抜け毛がどんどん増えていくのです。ですから、ダイエットをする際は、無理なダイエットをするのではなく、必要最低限の栄養は摂取するようにして、軽い運動なども取り入れて行うようにしましょう。

パーマやカラーリング

TOPページでも言いましたが重要なのでもう一度記載しておきます。若い女性なら特にパーマやカラーに興味があると思います。しかし、パーマやカラーは髪の毛にとって良くないのです。また、パーマやカラーは強い薬品を使用しますので頭皮や髪の毛に大きくダメージを与えてしまいます。これらをする事によって、頭皮にも傷を付けている可能性があるので、頻繁に行う事はおすすめしません。頭皮、毛根、毛乳頭へのダメージは毛周期を乱す原因になりますので十分ご注意ください。

頭皮ケア

入浴時のシャンプー1つにしても間違った方法で洗髪していると、頭皮を傷つけている事がよくあります。洗髪時は爪を立てずに指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。また、使用するシャンプーも高級な洗浄力の強いアルコール系のものを使用するのではなく、育毛に良いアミノ酸系や洗浄力の弱い弱酸性のシャンプーを使用するようにしましょう。シャンプーも大切な頭皮ケアの一環なので正しい方法で洗髪するようにしてください。

若年性脱毛症の主な原因は上記で挙げた内容が主な原因です。特に食生活の乱れは深刻で、さまざまな病気を引き起こしてしまいます。その中の1つが若年性脱毛症と言えます。偏った食生活や無理なダイエットをすると、ホルモンバランスが乱れる為抜け毛が促進されます。毎日の食事で十分な栄養を摂取する事が難しい場合は育毛サプリなどを服用すると良いでしょう。また、髪の毛の生成・成長には頭皮環境が整っている事が必要最低限の条件になってきますので、パーマやカラーリングは極力避けるようにしましょう。オシャレの一環としてパーマやカラーリングをしたいのは十分わかるのですが、髪の毛が無くなってしまっては何の意味もありません。それから、洗髪1つにしても正しいシャンプーの方法でケアしてあげる事で、頭皮環境は大きく改善されます。若年性脱毛症はさまざまな要因が重なって起こる症状ですので、一人で悩まず薄毛専門のクリニックに相談するようにしましょう。